1874年創業の歴史ある宝飾時計ブランド・ピアジェ。精確さは勿論、ムーブメント製造から販売まで自社で行う数少ないマニュファクチュールでありながら、世界一の宝飾時計メーカーらしい見事なコレクションを展開。カルティエやオーディマ・ピゲ等にムーブメントを供給するなど、技術やデザイン性においても高い評価と、芸術家にも好まれる時計界のジュエラーとして、高い地位を確立してきました。

今回は、アンデス山脈の高地のように、どこまでも続く地平線の美しさから名づけられ、薄型ラウンドケースの曲線美を感じさせるモデル、Ref.9035[ アルティプラノ / Altiplano ]のご紹介です。ラグ部分を短くする事で綺麗な形を表現したホワイトゴールド製ラウンドケースに、アールデコの時代を象徴する意匠として使われたレイルウェイトラックとホワイトローマンダイヤルで、クラシカルな装いの美しくお洒落な一本。秒針のない2針モデルは、そのシンプルさに高い質感やデザイン性が求められますが、ジュエラーとしての側面を持つピアジェらしく、ケースの仕上がりも極めて上質で、華やかな魅力を感じさせてくれる素晴らしいモデルです。

ムーブメントは、手巻きキャリバー9Pを搭載。1957年に開発されたムーブメントで、厚さ2㎜で薄型とは思えないほどの頑強な造りを実践し、その後のピアジェムーブメントの基礎となった存在です。精度の高さは勿論、ストックパーツの豊富さからもメンテナンス性に優れ、末永くご使用頂けます。

レザーブレスには、当店オリジナルのクロコダイルレザーブレスのシャイニーブラックをセレクトし、貴重なホワイトゴールド製の純正尾錠を付属。貴重なメーカーギャランティーカード(1972年11月)も付属しております。薄型ラウンドケースの美しくコンパクトなデザインで、シンプルでさりげなく、美しさが際立つ素敵な時計です。是非店頭にて御覧下さい。