1946年にスタートした「エアキング/Air king」当時のロレックスの広告展開は、現在の時計史の中でも古くからペットネームを持つモデル。パイロット達が愛用した事で知られるエアキングは、シンプルでスッキリとした印象の時計として、本来の機能を追及した素晴らしいモデルです。

今回は、美しいミラーダイヤルが印象的なモデル、Ref.5500のご紹介です。多くのロレックスファンを魅了してきたミラーダイヤルに、ホワイトレターのロゴが入った1989年製の最終型の綺麗なモデルです。ロレックスらしい精悍な顔立ちは勿論のこと、艶のある漆黒の美しいダイヤルがマッシブな印象を演出し、現在とは少し違った程良く控えめな高級感も兼ね備えています。

ムーブメントは、自動巻きキャリバー1520を搭載。ノンクロノメーターの中でも多くのモデルに使用され、メンテナンス性に優れた信頼性の高いムーブメントです。

ブレスレットには、クラスプコードにN12刻印(89年製)された、同年代の純正ステンレス製オイスターハードブレスレットをセッティング。1990年よりRef.14000へとモデルチェンジで切り替わる直前の貴重なモデルで、ケースからブレスまですべての年代整合性の揃った逸品。ダイヤルの美しいコントラストで、高い視認性と機能美を実現し、さりげなく洗練された魅力を放った、素敵な時計です。是非、店頭にてご覧ください。