[Jaeger-Lecoultre / ジャガールクルト]。1833年にスイスの小さな工房から始まり、限られたメーカーのみにムーブメントを供給していたマニファクチュール。ムーブメントの信頼性は元より、製造の全工程を自社内で行う一流メーカーとして、時計業界において模範的とも言えるマインドを持ったブランドです。

今回は、34mmの小ぶりなサイズながらも、凛とした佇まいを魅せるモデルのご紹介です。美しく端正なケースフォルムに、優しい色味のアイボリーダイヤルで、どこか温かみを感じさせてくれるデザイン。50年代のシンボルとも言えるドルフィンハンドやクサビインデックス、スモールセコンドにクロスラインなど、ヴィンテージの魅力に溢れる一本です。

ムーブメントは、自社製の自動巻きキャリバーK812を搭載。この年代にみられる「Bumper Movement / ハーフローター（バンパー）」式という特殊な構造で、ローターが跳ね返るときに「コツン」という振動を感じられる、現代にはない貴重なディテールです。

レザーブレスには、当店オリジナルのクロコダイルレザーのシャイニーブラックをセッティング。北米マーケット用Le coultreネームの個体よりも、ヨーロッパ向けのJaeger-Lecoultreネームが圧倒的に少なく、密かな拘りを感じさせてくれる逸品。均整の取れた、全体がバランス良く調和した素敵な時計です。是非、店頭にてご覧ください。