1952年に誕生したオメガのハイエンドライン[Constellation / コンステレーション]。高品質な構造と確固たる精度を誇り、天文台コンクールで優秀な成績を収めたことから、スイスを代表する時計として広く知られるようになりました。

今回は、均整の取れたケースフォルムで、クラシカルな風合いが魅力的なモデルRef.168.004のご紹介です。多面カットが施されたドルフィンハンドと迫力のあるクサビインデックスで、凛々しさを感じさせる素晴らしいデザイン。艶のないマット加工とヘアライン加工が施されたシルバーダイヤルが、内側と外側で色合いが変わる様な良いアクセントになっており、後の12角ダイヤル通称[Pie Pan Dial/パイパンダイヤル]へと繋がっていきます。

ムーブメントは、キャリバー352を搭載。名機キャリバー30T2、通称30mmキャリバーを受け継ぎ、ハーフローターの自動巻きを実現させたファーストモデル。幻といわれる程の希少なムーブメントで、その後、多くのモデルに搭載されたキャリバー354へと続き、オメガの自動巻きムーブメントの元祖となった貴重な存在です。スイス公認である精度検定の[Chronometer/クロノメーター]規格を通過し、コンステレーションのファーストモデルとしての歴史的価値のある、格別なオーラを感じさせてくれます。

レザーブレスには、当店オリジナルのクロコダイルレザーのブラウンをセッティング。経年により独特な雰囲気を演出し、ヴィンテージ特有の味わいと面白味を感じる事が出来る素敵な時計です。是非、店頭にてご覧ください。