ヴィンテージカルティエの中で最も重要なデザインの一つである「Tank louis cartier / タンクルイカルティエ」。名作と知られるタンクウォッチは、1917年にデザインされてから100年と言う長い時を経ても色褪せない、素晴らしいデザインである唯一無二の存在。アールデコの概念と、平和を願い戦車をデザインに取り入れた永久的な定番と言える名作です。

今回は、名作シリーズの中でも薄型ケースが際立つ貴重な「Extraflat/エキストラフラット」Ref.96019のご紹介です。丸みを帯びた独特な形のレクタンギュラーケースと、最初期から続く伝統のPARIS表記のホワイトローマンダイヤル。状態の良いブルースチール針と美しく理想的な形のサファイアカボションリューズ等の貴重なディテールが揃い、ジュエリーブランド・カルティエらしく人を惹きつける不思議な力を感じてしまいます。

ムーブメントは、高級手巻きムーブメント「フレデリックピゲ/Frederic Piguet」製の極薄キャリバー21を搭載。4mmと言う薄型ケースに収められたマニファクチュールムーブメントはカルティエウォッチの初期ディテールであり、EWC時代の素晴らしいディテールを復刻したモデルと言えます。パテックフィリップがルクルト社以外のエボーシュとして選び、名機キャリバー175のベースにもなった最高級ムーブメントです。

レザーブレスには、純正クロコダイルレザーベルトをセッティング。全体的に状態も良く、裏蓋にシールが付いておりますので、ノンポリッシュである事も考えると大切に扱われていた事が伺えます。 24mmケースのクラシックメンズモデルの為、大きいサイズが好きな女性にもお使い頂けるサイズ感。100年の時を経た現在でも人々を魅了するタンクルイカルティエの造形美、その存在感を是非、店頭にて御覧ください。