[IWC/International Watch Company]は社名が表しているように、アメリカの洗練された機械生産技術を融合させた、1868年に創業したスイスの時計会社です。革新的な製造技術を導入したことで、軍用時計等の多くの名機を輩出。優秀の証であるクロノメーター規格よりも厳しいとされる社内規格を持ち、堅実な時計製造を続けてきました。

今回ご紹介のRef.R815Aは、IWCの中でも特徴的な形のワンピースケースで、裏からの防水性が高く実用性に優れたモデルです。筆記体と共に現在も使用されるアップライトの”IWC”ロゴが入る二重表記と、艶感を感じるくらいに綺麗なヘアライン加工のシルバーダイヤル。オールドインター特有である魚マークのリューズと、金属のボールを埋め込んだ職人気質の宿る”パール・ドロップ”手法で施されたミニッツマーカーも健在。立体的で墨入りされたパーツが、視認性を向上させた素晴らしいデザインです。

ムーブメントは、ロービート5.5振動の「ペラトン式自動巻き/Peraton Automatic」キャリバー854を搭載。美しさやクオリティの高さから名機と言われ、IWCの技術者［Albert Peraton / アルバート・ペラトン］の開発した素晴らしいディテールを味わう事が出来る、IWCの歴史的発明のムーブメントです。

レザーブレスには、当店オリジナルのクロコダイルレザーベルトのブラックをセレクトしております。特徴的な曲線美のあるケースデザインの中に、IWCらしい落ち着きも感じさせてくれる、面白味のある時計を是非お手にとってご覧下さい。