1833年にスイスの小さな工房から始まり、パテックやカルティエ等、多くの機械供給などで知られる「Jaeger-Lecoultre / ジャガールクルト」。ムーブメントの信頼性は勿論の事、素晴らしい製造技術で全工程を自社内で行う、業界内において模範的とも言える一流メーカーです。

今回ご紹介のRef.9123-21は、イエローゴールド製4ポイントスクリューのラウンドケースに、漆黒のオニキスダイヤルの渋味のあるモデル。12時部分に細かくカッティングされたダイヤモンドとゴールドのドルフィンハンドが美しい輝きを放ち、漆黒のダイヤルに浮かび上がるかの様に魅せるデザインは、紳士のお手元を気高く凛とした雰囲気に演出してくます。

ムーブメントはキャリバー818/2を搭載。1959年にマニュファクチュールである薄型高級ムーブメントとして開発され、40年以上長きに渡り使われた名機。ヴァシュロンコンスタンタン(キャリバーK1014)とオーデマピゲ(キャリバーK2001/1A)のみに供給し、どちらも各自チューニングを行い、名機として多くのドレスウォッチに搭載されております。

レザーブレスには、高級ドレスウォッチに使われる事の多いノーステッチのクロコダイル シャイニーブラックをセレクト。貴重な純正尾錠も付属する素晴らしいコンディションで、ジャガールクルトらしい主張し過ぎない美しさに、高いセンスを感じさせる逸品を是非お手に取ってご覧ください。