「ヴァンドーム ルイカルティエ / Vandome Louis Cartier」の誕生は、1930年代にデザインされたクラシカルなラウンドケースは、ルイ・カルティエが馬車でパリのヴァンドーム広場を通った際に、車輪の取り付け部分を見てその形を閃いたことから名付けられたとされるモデル。当時は特許を取得した程の斬新なデザインであるラグデザインに、クラシックなディテールを持った、全体的にまとまりのあるシンプルで美しいデザインであり、気品の溢れたモデルです。

今回ご紹介のRef.81001は、アールデコの概念に加え、美しい金無垢のラウンドケースと、シンプルなホワイトローマンダイヤル。その美しさはカルティエらしさであり、見る者を魅了します。1970年代のカルティエ拘りのPARISローマンダイアルに、サファイアカボションリューズと美しいディテールも揃っており、このモデルも同様に今では製造されておりません。

ムーブメントはクオーツですので、巻き上げの必要も無く、日常使いとして素晴らしい機能。さらにカルティエモデルの多くに搭載されたムーブメントなので、信頼性が高く末永くお使いいただけます。

当店オリジナルのシャイニー・クロコダイルベルトのブラウンをセレクトしており、今回は純正尾錠も付いた正に奇跡の美品、大切に保管されてきた証です。直線的デザインの多いカルティエの中で、比較的に珍しい丸みのあるデザインですが、そのシンプル形をしたラウンドケースはクラシカルで落ち着きを感じさせてくれます。是非お手に取ってご覧ください。