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カルティエ/サントスガルベ・オクタゴンの外装修理に関してPart1/Cartier/about the repair of the exterior of Santos Garbee・Octagon Part1

いつも当店をご利用頂き誠にありがとうございます。
店頭に並べると即完売してしまう程人気のある、カルティエのサントスガルベ。
タンクに比べるとスポーティーな見た目ですが、カルティエらしいドレスな雰囲気も持ち合わせていて人気の高いモデルです。
お客様からの修理ご依頼も多い時計です。
日常のケアを怠ったり長い期間メンテナンスしていなかったりするとサビが酷くムーブメントが取り出せなかったり、ブレスの駒が取れなかったりと修理金額が高額になってしまう場合が御座います、、、
「Prat1ケースに関して」・「Prat2ブレスに関して」と別けて当店で過去に行った修理の事例を注意喚起の意味も兼ねてご紹介いたします。現在お困りの場合は参考にして頂ければ幸いです。

※ケースに関して
・サビによってベゼルネジ・裏蓋ネジが回らずムーブメントが取り出せない。
サントスガルベはムーブメントの取り出し方が変わっています。
一般的な構造の時計は裏蓋側からムーブメントが取り出せますが、サントスガルベは裏蓋側から取り出せません。
裏側のネジを取ると、表側のベゼルが取れる様になります。
ベゼルを外すとガラス・中枠が外せるようになりムーブメントが取り出せます。
ここで問題になるのが、表側ベゼルネジ・裏側ネジのサビ具合が酷いとネジが回らず、文字盤・ムーブメントが取り出せません、、、
長い間メンテナンスされていないと裏側ネジ・表側ベゼルネジがガチガチに固まり、力を込めても全く回りません!

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錆が発生しているサントス
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温めたり、油を流し何日かおいて浸透させて再度回してみたりします。
それでも取れない場合は最終手段でネジを破壊して取り出すことになります、、、、

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これくらいサビていたら、ビクともしません。
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取った後のネジはサビている事が多いので、洗浄の前に1個づつサビ取りをします。

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どうしても取れない事例も多い為、当店ではネジのストックを確保する様にしてあります。
ネジ破壊となるとパーツ代(場合によっては表裏ネジ代金)・工賃もかかる為、酷くなる前に是非ご相談して頂きたいと思っております。
また、次回同じように錆び付かない予防として当店では裏のネジにはシリコンで隙間を塞ぎ、表のベゼルネジはネジ切部分に嫌気性封着剤を用いて水気がネジ部分に触れない様に工夫しております。
何も施していない状態よりは効果はありますが、あくまでも予防ですので完全にサビが発生しなくなることはあり得ませんので予めご了承ください。

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安心してご使用して頂くために当店では、サントスガルベ・オクタゴンには上記の修理を行っております。
概算費用は以下の通りです。

サントスガルベ・オクタゴン
オーバーホール ¥32,000~
サビ取り¥4,000~(状態がひどい場合)
ネジ抜き¥10,000~(箇所が多いと変動します。)
コマ修正¥5,000~(箇所が多いと変動します。)
コマピン作成¥8,000~
コマ溶接¥15,000~
コマ新規追加取付15,000~(モデルによってない場合もあります。)
ネジ1本¥5000~
パッキン交換¥5000~
※外装修理に関しては保証は致しかねますのでご了承下さい。
※修正後、コマの固さや緩さなどの感覚的な事象に関しては、お客様の感覚には完全に添えない場合が御座います。あらかじめご了承下さい。

修理としてはメーカーに出すことが確実で良い選択と思いますが、高額になる場合もあります。
当店はオーバーホールの他に、外装の部分的な修正も可能ですので比較検討して頂けると幸いです。
しかし今回ご紹介した事例が多ければ多いほど、時間・手間・パーツ代がかかるので修理金額は高額になってしまいます。
再々と恐縮ですが、そうならない為にも重要な事は日常のケアと定期的にメンテナンスをして頂く事です。

今回のサントスに限らず、お客様の大事な時計が末永くご使用して頂ける様、お手伝いできればと思いますので、お困りの方はご相談ください。
皆様からの修理お待ちしております。

※サビについての関連コラム
外装の赤サビについて/Watch Exterior Red Rust

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