1905年創業の誰もが知るブランドの"ロレックス"。ねじ込み式の裏蓋とリューズの組み合わせで、完璧な気密性に防水性能を実現させた"オイスターケース"を1926年に開発。イギリス人の女性速記者が、"オイスター"を身につけてドーバー海峡を泳いで横断したことで、世界中に機能性が証明されることとなります。

今回は、オイスターケース誕生50周年記念のモデルRef.1530のご紹介です。角ばった独特なケースフォルムに、風防は当時としては珍しいサファイアガラスを使用し、ブレスレットがシームレスに繋がったユニークなデザイン。多くの腕時計を手がけた巨匠「Charles Gerald Genta/ジェラルド・ジェンタ」のデザインではないかと今だ不確定な要素も在りながら、レギュラーシリーズとは一線を博す、違いを堪能することのできるモデルです。主として「オイスタークォーツ/OysterQuartz」モデルの展開が有名ですが、1978年の発売を前に記念モデルとして自動巻きムーブメントを搭載した、"レアロレックス"と呼ぶに相応しい逸品です。

ムーブメントは、ハック機能付きキャリバー1570を搭載。6時側に記載された｢Superlative Chronometer Officially Certified｣の文字が表す通り、スイス公認のクロノメーター規格を通過した、高い精度と耐久性を持ち、メンテナンス性にも優れているので末永くお使い頂けます。

ブレスレットは、このモデルの為にデザインされたオイスターブレスレットをセッティングし、「50 Years Of The Rolex Oyster 1926-1976」のプレートが付いた貴重なメーカー純正ボックスも付属しております。時計の歴史において激動の1970年代に生み出され、高級時計の常識を覆した一つと言える存在です。是非店頭にてご覧下さい。