1833年にスイスの小さな工房から始まり、名門ブランドのパテックやカルティエ等、多くの機械供給していたことで知られる「Jaeger-Lecoultre / ジャガールクルト」。ムーブメントの信頼性は勿論の事、複雑時計も製作する高度な技術力を持った、スイス時計屈指の老舗です。

今回は、18金イエローゴールド製の独特な形のケースデザインに、透明なミステリーダイヤルが印象的なモデル、Ref.7675-21のご紹介です。ケースの中心にダイヤルが浮かんでいるかの様な斬新なデザインで、左右対称のデザインを表現するためにリューズを裏側に設置し、特殊時計を得意としたルクルトらしい遊び心と、上品なドレスウォッチの風格も漂わせる、不思議な魅力を放つ一本です。

ムーブメントは、ケースの裏蓋側にリューズを装着したバックワインドキャリバー430を搭載。ルクルトはヴァシュロンやオーデマ等の名門ブランドにも機械提供される程の卓越した技術力と信頼性があり、評価の高いムーブメントですので、末長くお使い頂けます。

今回の個体は、使用歴も感じさせない程の綺麗な状態で、レザーブレスも一度も使用されていない、ルクルトオリジナルクロコダイルレザーベルトと純正尾錠も付属している、NOS(New old stock)の奇跡の一本。一見、変わった存在感を感じさせるデザインでありながら、主張し過ぎない"静かな"美しさを感じさせる時計です。是非お手にとってご覧下さい。