1868年に創業の[IWC/International Watch Company]は社名が表しているように、伝統的なスイスとアメリカの洗練された機械生産技術を融合させた時計会社です。革新的な製造技術を導入し、優秀の証であるクロノメーター規格よりも厳しい社内規格で、堅実な時計製造を続け多くの名機を輩出してきました。

今回はオールドインターらしいモデルRef.R647Aのご紹介です。36.5㎜の大きなステンレススチール製スナップバック式ケースに、IWCのアップライトロゴ以前の証である筆記体ロゴのみ表記のシンプルなモデル。綺麗な黄金色に褐色したシルバーダイヤルに、ドルフィンハンドとバーインデックス、そしてミニッツマーカーのドットポイントをプリントやアップライトではなく、金属のボールを埋め込むと言う職人気質が宿る[パール・ドロップ手法/Pearl drop]も健在。シンプルな中に宿る美しいディテールは、オールドインターらしい拘りを感じさせます。

搭載されているムーブメントは、キャリバー853ペラトン式自動巻きムーブメント。この時代のIWCのムーブメントは、細部にわたり丁寧な仕上げが施されているため、とても耐久性に優れ、IWCの代表的モデル、インジュニアにも搭載された名機であると同時に、パテックと同等の評価をされる存在でもあります。

卓越した機能性の時計でありながら、ダイヤルのエイジングも加わり、とても精悍な良い顔立ちです。ブレスには、当店オリジナルのクロコダイルレザーのブラックをセレクト。 様々なシーンで活躍できる万能な時計を是非店頭にて御覧ください。