カルティエを代表するサントスシリーズの生産終了モデル「サントスオクタゴン / Santos Octagon」。八角形を意味するオクタゴンのモデル名の通り、サントスシリーズらしいベゼルデザイン、シリーズ初のステンレスを使用したスポーツテイストの強いデザインでラグジュアリースポーツウォッチとして当時非常に人気のモデルでした。

今回ご紹介のRef.0907は、モデル発売当初にしか存在しない、自動巻きムーブメント搭載の一本。ジュエラーらしいソリッドゴールドを使用したデザインに加え、伝統のホワイトローマンインデックス、ブルースチールハンド、カボションリューズ、ケースのコンビカラーが80年代らしいモデルです。「モダンウォッチのパイオニア」として、絶賛されるカルティエらしい洗練されたジュエリー要素も感じさせてくれるスポーツウォッチであり、この感覚は他の時計ブランドからは感じることのできない、正にカルティエだからこそできるデザインだと言えます。

搭載機は、当時の自動巻きモデル全般に使用され、70～80年代のモデルを支えた、キャリバー2670を搭載。安定性、メンテナンス性に優れており、末永くお使い頂けるポイントです。

メタルブレスも当時から交換されていない初期型カルティエロゴ入リシングルバックルがセッティングされており、イエローゴールドをデザインに使用した贅沢な作りが魅力です。今回はカルティエにて1987年に購入されたギャランティーが付属している事が特に特別な点であると共に、純正ボックスが付属し、大切に保管されてきたと断言できる逸品です。ビンテージですので使用感は御座いますが、ケース、ムーブメント共に状態の良さを感じる素晴らしい個体です。是非店頭にてご確認下さい。