[Oyster Perpetual Datejust / オイスターパーペチュアルデイトジャスト]とは、防水・防塵機能のオイスターケース、自動巻きを表すパーペチュアル機能、デイトジャスト機能の3大発明が全て詰まったロレックスを語る上で欠かせないモデルであり、世界的に普通性とラグジュアリーを提供する代名詞でもあります。

今回ご紹介のRef.1603Mは、1961年頃製造の固体であり、ギラギラした光沢のしっかり残っている[Gilt Dial/ミラーダイヤル（ギルトダイヤル）]、段付きダイヤルに加え、60年代前期のドルフィンハンド、クサビインデックス、ビンテージロレックスとして素晴らしい要素の揃った存在。そして表面を光沢に仕上げたことで、針が浮かび上がるかのように高い視認性を実現し、腕時計としても優れた格別な存在感を放っている一本です。当時としても1600系の中でも人気の高い、SSエングレーブドベゼルを有するモデルであり、腕に付けた時のスタイルがよりさりげなく、シンプルに纏まります。

ムーブメントには、6時側に誇らしげに記載された｢Superlative Chronometer Officially Certified｣の文字が表す通り、外部精度検定のクロノメーター認定を通過した、キャリバー1560を搭載。キャリバー1570にアップデートされる前の短い期間のみ見られた貴重なディテールを有しております。

ブレスレットは1960年製造のデベソバックル付きジュビリーブレスが付属。状態も良く、経年劣化のあるミラーダイヤルにおいては、なかなか出会う事の出来ない、かなり希少性の高い個体です。ブレス、ダイヤル、メインケースに加え、1600系デイトジャストのミラーダイヤル初期ロットとしての保存状態として素晴らしいコンディション、さらに純正BOXも付属している事から大切にされていた物である事が理解出来ます。メーカーオーバーホールの際に裏蓋交換がされている為、裏蓋は16000になっております。是非店頭にてご確認下さい。