懐中時計を腕に付ける、それがリストウォッチの始まりとなり、20世紀初めに戦争の気運が高まったことで、実用性から腕時計への興味が高まり、第一次世界大戦後には各国が軍用として正式に導入。特にオメガはイギリス軍に正式契約を決めたことで多くのミリタリーモデルを製作し、直径30㎜から由来するキャリバー30を開発。世界規模のブランドに押し上げるきっかけとなりました。

そんなオメガより、上品なモデルRef.14392-3SCのご紹介です。大きめのラウンドケースにクロスラインが施された綺麗なホワイトダイヤル、金色の立体的なクサビインデックスやアップライトのオメガロゴが美しく輝き、現在のオメガにはない趣と気品ある大人の雰囲気を漂わせる逸品です。

ムーブメントは、キャリバー285を搭載。手巻き式の30ミリキャリバーの後期モデルとして、1939年から1963年まで長きに渡り製造されていた名機です。機構がシンプルで故障が少なく、ロービートでありながら高精度で、スイスのムーブメントコンクールで常に上位にランクされていたムーブメントです。

レザーベルトには、クロコダイルレザーベルトのブラックをセレクトし、Ωマークが特徴的な純正尾錠をセッティング。シンプルでありながら、存在感と品の良い印象を感じさせてくれる一本です。是非、店頭にて御覧ください。